ジェームスアイランド歴史地区　８月25日　ジョージタウンへ　26日ストーンサークル27日

　10時のフェリーでバラへ行った。バンジュールに入った所である。バスでアルベレダと言うジェームスアイランドへ行く船着場のある村へ向かった。約１時間40分で着いた。ロンリープラネットによると博物館の裏に宿が１軒あるようだ。宿へ行くと掲載の値段と違い、設備と値段が折り合わない。しかたなく、カバンを持ったままここの歴史地区を回った。指令のあった建物と教会の址を見た。ジェームスアイランドへ行くボートが１隻もなかったので行く手段が無かった。手配して行くべきか悩んだが城壁のある島だけである。止めた。博物館へ行くと入場料が35Dもする。展示内容は奴隷の歴史だったのでこちらもパス。バスでバラに戻り宿を探した。雨の為大きな水溜りがあり、それを避けながら宿へ行く。この宿は、下がカジノだったので自家発電があった。しかし、水が出ない。もらえた水は、バケツ１杯のみ。電気がないより水がない方が辛い。カジノは夜中まで煩く、暑かったのでなかなか寝付けなかった。

　朝７時半に宿を出た。ジョージタウン（マカラ）往きへの直行バスはなかった。おとといの情報どおり、ケレワンまではハイウェイ、約50分で着いた。そこから先カウルまでは悪路であった。この町はセネガルとの国境である。着いたのは１時ごろであった。町でストーンサークルのある村ワァシュに宿があるか尋ねると在ると言うのでワッシュへ向かった。３時ごろ着くと雨が降り出した。ここからストーンサークルまで5kmあるようだった。しかし、情報とは裏腹に宿は無かった。宿は20km先にあるようだ。ジョージタウンまでは25km。また、バスに乗り向かう。少しするとバスが止まった。タイヤを見ているようだったので私も何が起きたか見に行った。すると信じられないことが起きていた。何と左前輪をボルト５本で止めているネジの内３本が折れている。２本しか止まっていない。その２本を締め直しバスはゆっくり動き出した。私は、何時バスが横転しても良いように体を固定した。少し走ったところに後ろからツアー用のバスが来た。我々はそのバスに乗り換えることが出来た。怖いところである。ジョージタウンは、ガンビア川の中洲にある街である。バスは４時ごろボート乗り場に着いた。ボートで川を渡ると高校生らしきが案内をしてくれ、宿を何軒か回ったがあまり良い所がなかった。ロンリープラネットに載っていた。政府のレストハウスに外国人は泊まれるとあったので探した。彼が居なかったら泊まれなかっただろう。受付場所が別の所にあり、ちゃんとガードマンも居たからだ。しかし、ここにも電気は来ていなかった。彼の話によると発電所をクレーンが壊したらしい。水はちゃんと来ていたが、あまり使われていないようだった。夜、管理人が来た。料金表を提示してくれたので料金を払った。

　８時過ぎにフェリー乗り場へ行ったが人が集まらず川を渡れたのは８時45分だった。ワッシュ往きのミニバスには全く人が集まらない。近くの民家を見たりしても一向に動く気配はない。ひたすら待つのみである。ワッシュまでは、約20km歩いていくには遠すぎる。５時間はかかる。バスが動いたのは12時半だった。フェリー乗り場から永遠４時間半待ったことになる。それでも最初から待っていた人が３人居たので時間では動いていないようだ。ワッシュの村でオムレツパンを買った。昨日の話しではストーンサークルまで５kmと聞いていたので１時間と少しと思いながら歩いていくと500mほど行くと着いてしまった。嘘つきなのか標準単位を10倍ほど勘違いしているのかは分からない。アフリカ尺度である。サークルは複合構造で10個ほどあった。ガイドブックが売っていたので買った。この石質は、溶岩を軟らかくしたようなもので日本、インドネシア、イギリスにあるものとは違う。見学を終え、バス停へ戻り昼食を食べた。豆入りライス、魚片と茄子入りであまり美味しくなかった。帰りのバスは昨日と同じぐらいの時間に出た。フェリーでジョージタウン側に渡ると簡単な地図が書いてある看板を見つけた。その地図にはジョージタウンの地名はなかった。仕方なく、人に尋ねると方向を教えてくれた。１kmぐらい歩いただろうか前から来る人がいたので後どれくらいで町に着くかと聞くと、こっちは町外れでキャンプ場があるだけと言うので戻り、さっきの地図を良く見ると確かにキャンプ場と書いてあった。明日のフェリーは島の反対側にあるらしかったので道を尋ねながら歩いていくと１台のタクシーが通り過ぎ戻ってきたのでたぶん間違いないと思い途中で引き返して来た。どうもこの町の人に良い人（普通の人）はいないようだ。レストハウスに戻ると昨日最初に会った子供と友人らしき悪人が訪ねてきた。私は、警備員に言って敷地内から追い出した。最初は抵抗していたが、警備員が銃らしきを持ち出すと退散していった。夕方、車が一台レストハウスに来た。聞くと客だった。ここの宿の客室は２つ。これで満室である。少しすると出て行った。昼買ったオムレツパンを夕食にした。彼は11時半過ぎに戻ってきた。

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